付加年金の加入方法について
国民年金に加え付加年金に加入したいのですが、どちらに申し込めばよろしいでしょうか?
また小額で付加できるところが魅力ですが、月々の年金支給額にいくらプラスになるのですか?
また昨今、年金制度がたびたび見直しされるようになれば損をすることにもなりかねないでしょうか?
わかりやすく教えてください。
質問日 : 2006年4月17日
付加年金についてですが、付加保険料(月額400円)を支払うことが出来るのは、第1号被保険者です。つまり、自営業者などです。ただし、国民年金基金の加入者は不可です。
そして、その被保険者が老齢基礎年金の受給権を取得したときに付加年金が支給されます。その額は200円X付加保険料納付済期間の月数です。
例えば、10年間、付加保険料を納付した場合、付加保険料の額は、400円 X 12月 X 10年 = 48,000円の支払いとなります。一方、付加年金の額は、200円 X 120月 X 10年 = 24,000円となります。つまりこの場合ですと、2年で支払った分に達し、3年目以降は24,000円ずつ得することになります。
年金額は毎年4月に見直しされ変動しますが、今現在の法律では、一応、付加保険料・付加年金支給額ともに固定されています。したがって、とてもお得です。
最後に申し込み方法ですが、印鑑・年金手帳を持参して、市役所や各支所で付加年金の手続きをしてください。手続きした月から加入できます。
法改正により、回答時と閲覧時で答えた内容が変わっている場合があるので、改めてご確認ください。